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2024.08.25

健康ブログ ~いい汗、かいていますか~

いい汗かいていますか?

 

「子どものころはサラサラ汗だったのに、この頃気が付くとベタベタ汗に変わってきた」

と感じることはありませんか。

 

これは加齢や運動不足などによる『汗腺機能の低下』が関係しているそうです。

 

人は、体温が上がると汗腺から汗を分泌して、その汗が蒸発するときの気化熱で体表の温度をさげています。

汗腺機能が活発な場合、汗腺に取り込まれた汗に含まれるミネラルは血管に戻され血液に再吸収されます。

そのため、水分の多いサラサラとした良い汗になります。

 

一方、汗腺機能が低下すると、汗腺がミネラルを血液に戻せず、

水分と一緒にミネラルも汗として出してしまうのです。

余分なミネラルを含んでいるので、蒸発しにくくベタベタ汗になってしまいます。

 

また、汗腺機能の低下はベタベタ汗のほかにも体力を消耗しやすくなり、

夏バテを起こしやすくなる可能性があるので注意が必要です。

 

さらに、ベタベタ汗は、強いにおいを伴うことが多いので自分だけでなく周りの方にも不快感を抱かせてしまい、

職場など人間関係に影響を及ぼしかねません。

 

もうひとつ、汗腺機能が低下しているということは、汗をかく能力自体が低下しているということで、

上昇した体温をうまく下げられないため、熱中症の危険もあります。

 

良い汗って?

・サラサラしている

・においはあまり感じない

・蒸発しやすい

・汗をかいてもスッキリする

悪い汗って?

・ベタベタしている

・においがキツイ

・蒸発しにくい

・汗をかくと不快

 

良い汗をかくには汗腺機能を鍛えることです。

 

ベタベタ汗を解消してサラサラ汗を目指すためには、ウォーキングやサイクリング、ジョギング、

水泳など有酸素運動を生活の中に取り入れ、習慣化することをおすすめします。

 

エアコンは適切に使い、熱中症対策をしながら冷えすぎないようにしましょう。

冷えすぎは汗腺機能が低下する恐れがあります。

 

また、かいた汗がすぐ蒸発するような通気性の良い服を着ることも工夫のひとつです。(リネン・コットンなど)

 

食生活では、水分補給をしっかりし、血液循環をよくする生姜や代謝を向上させる

酢を食事の中に取り入れることもおすすめです。

 

生活の中に取り入れやすい対策から試してみませんか。