健康ブログ　～温泉～

「今年もいよいよ残すところ・・・」という声が聞こえてきそうです。

寒さが厳しくなるこの季節、日頃の頑張りのご褒美として、

「温泉に浸かってのんびり温まりたい！」なんて思いませんか？

温泉に入ることは体を温めるだけでなく、心身にいろいろな良い影響をもたらします。

 

1.　まず、血流がよくなります。それによって全身に栄養が行きわたりやすくなります。温めることで筋肉や関節がほぐれ、柔らかくなったり、痛みが和らいだりします。

 

2.　入浴中は重力から解放され、関節や筋肉の緊張が緩んでリラックスできます。お湯がたっぷり湧き出る広々とした温泉で首までしっかり浸かれば、浮力の効果を満喫できます。

 

3.　日常にはない自然豊かな環境に身を置くことで、ストレスが和らいで自律神経のバランスがととのうようです。

非日常的な場所に滞在して美しい景色を眺めたり、自然を味わったりすることも温泉の醍醐味ですよね。

 

ここで、温泉選びのヒントをご紹介しますね。

温泉は泉質によって特徴があり、効果もいろいろです。ひとつの温泉地に複数の泉質がある場合もあります。また、実際の効果には個人差がありますので、ご参考までに。

 

〇リラックスとストレス解消に単純温泉

肌触りが柔らかく、刺激が少ないのが特徴。リラックスできて疲労やストレスをやわらげてくれることでしょう。

代表的な温泉地　鬼怒川温泉・下呂温泉・道後温泉など

 

 

〇保温と乾燥対策に塩化物泉

塩分がたくさん含まれている温泉。皮膚の表面に塩の膜ができることで、保温効果が期待できます。

代表的な温泉地　秋保温泉・片山津温泉・指宿温泉など

 

〇血行促進と冷え性の改善に炭酸泉

炭酸ガスが溶け込んでいる温泉。お湯に溶け込んだ炭酸ガスが皮膚から吸収されることで血管が拡張し、血流を促進します。

代表的な温泉地　唐沢鉱泉・長湯温泉など

 

〇肌トラブルの軽減に硫黄泉

硫黄や硫化水素が含まれる温泉。殺菌力が強く、皮膚の表面の細菌などを取り除くとされています。皮膚疾患に対して症状の緩和に効果がありそうです。

代表的な温泉地　登別温泉・蔵王温泉・万座温泉など

 

 

温泉はリラックスするだけではなく、温泉地周辺の自然や歴史、文化、食べ物などを楽しむことで心身の健康に効果があると思います。

たまには、温泉旅行に出かけたいですね。