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2024.04.22

健康ブログ~バンザイをして寝る人、いらっしゃいますか~

 

ある日、めずらしくなかなか寝付けない日がありまして、布団の中でゴソゴソしながら、

ふと、手のやり場が定まらず、みんなは「寝るとき、手をどこに置いているんだろう?」という疑問がわいたのです。

 

そこで、ちょうど店内でパジャマや羽毛ふとんに関するアンケートが始まるところでしたので、これに質問を紛れ込ませて皆さんにも「寝るとき、手をどこに置くのか」尋ねてみました。(ご協力ありがとうございました)

下のグラフがその結果です。

 

 

予想外だったのが、バンザイをしておやすみになる方が22%もあったことです。

 

「へぇ~、みんな色々なんだなぁ」で終わりにしても良かったのですが、「寝相占い」的な記事でも探そうとネットで調べるうちに「バンザイ寝、要注意」とか「黄信号」などが目に留まり、気になってしまいました。

 

というわけで、

なぜ、バンザイをして寝るのか

原因は、肩や背中の筋肉がこっていることや、猫背や肥満にあるようです。

 

肩こりを感じるとき、腕を上に伸ばすとストレッチをした気分になりますが、これは肩回りの筋肉をゆるめるための行動で、寝ているときのバンザイも同じです。

 

また、肩や背中がこっていると肺が伸縮しにくくなり、呼吸が浅くなりがちなので睡眠中に少しでも呼吸を楽にするためにバンザイ寝をしてしまうそうです。

 

それから、猫背や肥満などで背中やお腹が丸まった状態で寝ると肺が圧迫されるため、こちらも呼吸が浅くなります。両腕を上げると胸が開いて、たくさんの空気を取り込めるのでバンザイをしてしまう可能性があります。

 

肩や背中のこり、猫背になる原因として

デスクワークなどで長時間の前傾姿勢、スマホやパソコンを使用する際の前傾姿勢など長時間同じ姿勢でいたり、座っているときの姿勢が悪かったりすることが考えられます。

 

バンザイ寝を続けると

肩から手にかけての動脈が伸びてしまって、血行不良を起こすことがあり、指先まで血液が行き渡らないため、冷え性などトラブルを引き起こしたり肩こりや首こり、背中のこりの症状が悪化してしまう可能性があります。

 

バンザイ寝を改善するための対策として

・寝る前に軽くストレッチをして筋肉をやわらげる

・湯船に浸かって血行を促進する

 

バンザイ寝をされる方の参考になれば嬉しいです。