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2022.10.20
健康ブログ~GABA(ギャバ)の入ったチョコレートで良い睡眠を~
現代社会は情報量が膨大です
「現代人の一日の情報量は江戸時代の人の一生分」というデータもあるそうです。
そんな中で生活している私達が抱えているストレスは様々です。
仕事や育児、勉強や人間関係など多くのものがあります。
そんなストレス社会の中で大事にしたいのは睡眠です。
質の良い睡眠を得るには就寝前にスマホやパソコンを触らない ぬるめのお風呂に入る
アロマなどでリラックス 肌に優しいパジャマ 腹式呼吸をするなどたくさんありますが
今回は寝る前に摂取するだけで良いと言われているGABA(ギャバ)の話しをします。
GABAは英語のGamma-Amino Butyric Acidの頭文字をとった略称で、
γ(ガンマ)-アミノ酪酸というアミノ酸の種類で、ストレスを軽減させる効果やリラックス効果が
あることで近年注目されている成分です。
GABAは1950年に哺乳類の脳から発見された成分です、GABAは人間の体内に存在している成分です
漬物や味噌などの発酵食品にも含まれており
特に発芽玄米に多く含まれています(白米や玄米の数倍といわれています)
脳内の興奮を鎮め、平常心を保つ手助けをしてくれる癒しの存在です。
GABAには「寝つきを良くすること」と「眠りを深くすること」という2つの効果があります。
神経の高ぶりを抑える働きを持っています。
ストレスや運動時には脳内にアドレナリンが活発に分泌されますが
GABAはアドレナリンの分泌を抑制し高まる興奮状態を抑えます。
摂ることで興奮状態を抑え、体が休まりやすい「リラックス状態」へと導きます。
GABAを摂取することでこのα波(人間がリラックスしている時にでる脳波)が増加するため
リラックス効果があることがわかっています。
強いストレスがかかり興奮状態になると、体が睡眠に入りにくくなります。
GABAは興奮状態を抑え、睡眠に入りやすい環境を整えてくれます。
そして、脳の活動を落ち着かせてくれるため
入眠後に深い眠りであるノンレム睡眠への移行をスムーズにしてくれる効果もあります。
チョコレートやココアの原料カカオをはじめ、トマトや発芽玄米等の野菜・穀物に含まれているので
寝る前にそれらを摂取する事をお勧めします。
GABAが入ったチョコレートは市販されております、寝る前に3粒ほど食べると
「寝つきが良くなり」「眠りを深くすること」ができます。お試し下さい。
GABAには、血圧の上昇をおさえる ストレスを軽減する 中性脂肪を減らすなどの効果もあります。