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2022.12.08

健康ブログ~毛布は背中側に使う~

師走に入り急に寒さを感じるようになりましたね。

 

夜になるとさらに冷え込み、寒さで目が覚めてしまった という経験はありませんか?

いつもの布団だけでは温かさが足りない、何となく寒い!・・・そんな時に引っ張り出してくるのが毛布ですよね。(近頃は住宅の気密性が増し、毛布は必ずしも必要な寝具ではなくなっているかもしれません)

 

では、その毛布はどこに使うと効果的なんでしょう?

掛布団の上? 体の上? それとも 体の下?

 

 

 

掛布団が羽毛の場合

寒さはどこから来るのかと考えた時、羽毛の掛布団を使っているなら、掛布団の上からの寒さはあまりないと思っていいです。特に床の上に敷布団を敷いただけで寝ている場合、底冷え・下から来る冷気の方が断然強いです。

また、寝ている時に出される体の熱は下の方に逃げやすく、通常の敷布団だけでは逃げた熱の保温力が低いのです。

 

寒さは下から感じることがわかったので、毛布は体の下に敷く方が効果的だと考えます。

羽毛は毛布より保温性が高いので 羽毛ふとんと体の間に毛布を入れても、その分保温性が上がるというわけではないのです。

 

掛布団が綿布団の場合

綿の掛布団は吸湿性がありますが保温性は毛布より劣ります。毛布が直接体に触れた方が全体的な保温効果が高まるので、体の上と下にダブルで敷くのがおすすめです。

 

 

。。。毛布の素材にも気をつけて。。。

簡単にまとめておくと

*アクリルやポリエステルは触った瞬間のあたたかさは強いのですが、湿気を吸わないので長時間使うと蒸れてしまうのが難点

*羊毛やカシミヤなど動物性の素材はあたたかく吸湿発散性に優れているので保温寝具としてとても向いているのですが洗濯しづらいなど日常使いの点で気になります。

 

人は寒すぎても温かすぎても、また湿気がこもって蒸れても眠りにくくなるので、毛布を上手に使って寒い時期の快眠環境を整えましょう。